サラダ音楽祭とは〜楽しみ方のご案内

ワクワク、ドキドキ、だれもが音楽の楽しさを体で感じ、表現できる音楽祭。そんなサラダ音楽祭が、今年もさらにバージョンアップして開催されます。期間は9月14、15、16日の3日間に拡大!今年はさらに2日間のスペシャルコンサートも9月19日、10月27日に行われます。東京都交響楽団が奏でる豊かなオーケストラ・サウンドとともに「歌う!聴く!踊る!」=Sing and Listen and Dance!!(SaLaD=サラダ)をテーマに催されるサラダ音楽祭は、0歳の赤ちゃんや好奇心旺盛なお子さん、音楽で心を震わせたいすべての大人たちにとって、きっと特別な体験となることでしょう。今年はシアターイースト、シアターウエストでも新企画がスタートします。
ここでは、サラダ音楽祭がいったいどんなお祭りなのか、その楽しみ方を3つのポイントからご紹介していきましょう。

OK!オーケストラ

ホールの響きに包まれよう

サラダ音楽祭のメイン会場となるのは、池袋の東京芸術劇場です。およそ2000の客席が並ぶ大きなコンサートホールでは、音楽祭のメインとなる二つのコンサートが行われます。ひとつは「赤ちゃんOK! 歌ってOK! 踊ってOK!」とOKづくしのコンサート「OK!オーケストラ」です。0歳の赤ちゃんから参加できるこのコンサートでは、ディズニーやスタジオジブリの作品でおなじみの名曲や、一度は聴いておきたいクラシックの傑作をプログラミング。さらには指揮者体験・合唱体験コーナーもあります。大野和士さんが指揮する都響の本格的な演奏を、ホールで体いっぱいに感じ、一緒に歌ったり踊ったりできるコンサートです。
もうひとつは、その名も「音楽祭メインコンサート」。今年はシェイクスピアの名作を題材にした劇的交響曲《ロメオとジュリエット》がメイン・メニュー。ステージいっぱいに広がる大編成のオーケストラと、バレエや歌で華やかに繰り広げられる生のパフォーマンスを、たっぷりと楽しんでいただきます。
さらに今年は東京芸術劇場が世界に誇る巨大なオルガンや、ハンディキャップを抱える子どもたちが生き生きと表現する「ホワイトハンドコーラス」が活躍するコンサート「オルガンでLet's SaLaD!」も開催。またシアターイーストではスイスのバーゼル歌劇場からやってくる「ベイビーオペラ『ムルメリ』」という赤ちゃん向けの企画もあります。ご期待ください。

音楽会は初めてというお子さんも、コンサート会場に足を踏み入れるのは慣れていないという大人の方も心配はご無用。サラダ音楽祭は、だれもが気楽に参加できるフェスティバルです。着心地のいい服装で、リラックスして会場へ。大ホールの空間に放たれる響きの迫力、奏者たちの生き生きとした表情を、ぜひ体感してください。

ワークショップに参加しよう

思い切り体を動かすダンス、発声の基礎から学ぶ歌、憧れのオーケストラの楽器演奏、自分だけのマイ楽器製作、子どものための作曲教室、AIを駆使したバーチャルな指揮体験で都響と共演できるステージなどなど、サラダ音楽祭には子どもも大人も夢中になってしまうワークショップが目白押し!
今年は3日間にわたって東京芸術劇場内のギャラリーやリハーサルルームで開催されるので、すべてのワークショップにフル参加できるかも?!
新しい体験、新しいチャレンジにぜひ出会ってください。

池袋の街を歩きながらミニコンサートを楽しもう

池袋といえば、ショッピングを楽しめるエリア、駅周辺のオープンなスペースなど、賑やかなスポットにあふれています。サラダ音楽祭の期間中は、そうしたエリアもミニコンサート会場に様変わり! 都響メンバーによる、本格的な弦楽四重奏の演奏のほか、新国立劇場合唱団による声楽アンサンブル、芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーメンバーによる楽しいパフォーマンスが、街中に響き渡ります。街散歩を楽しみながら、ふらっと気楽に無料のコンサートをお楽しみください。

今年はそのほかにも、ドラクエ・シンフォニックコンサート in SaLaDや、日比谷野外音楽堂での無料コンサートも予定されています。ワクワク・ドキドキ盛りだくさんの音楽祭を、ぜひあなたらしい楽しみ方で体感してください。

文/飯田有抄(クラシック音楽ファシリテーター)