
SaLaDスプリングコンサート 野音 de オーケストラ
日程 | 5月3日(土・祝)15:30開演(14:30開場/16:30終演予定) |
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会場 | 日比谷公園大音楽堂 ※悪天候の場合中止 |
出演者 | 指揮/藤岡幸夫 ソプラノ/安川みく* 司会/江原陽子 管弦楽/東京都交響楽団 |
曲目 |
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料金・募集定員 | 2,000名様ご招待(入場無料、事前申込制、全席指定・抽選) |
申込方法 |
サラダ音楽祭オフィシャルWEBサイトにて下記日程で受付を行います。
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備考 |
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聴きどころ
「野音(やおん)」の愛称で親しまれている日比谷公園大音楽堂で、映画や親しみやすいクラシックの名曲の数々をお楽しみいただける無料のオーケストラコンサートを開催します。
プロフィール

藤岡幸夫

藤岡幸夫(指揮)
Sachio FUJIOKA, Conductor
日本指揮者界の重鎮であった渡邉曉雄最後の愛弟子。サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務めた。
英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒業。1992年最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られるサー・チ
ャールズ・グローヴス記念奨学賞を特例で受賞し、1994年ロンドン《プロムス》にBBCフィルを指揮してデビュー以降数多くの海外オーケストラに客演。オペラでもスペイン国立オヴィエド歌劇場等で脚光を浴び、2024年11月フォーレ没後100年の命日には、パリのマドレーヌ寺院でレクイエムを指揮する栄誉を担った。
首席指揮者として毎年40以上の公演で共演し2025年に26年目のシーズンを迎えている関西フィルとの一体感溢れる演奏は高い評価を得、4月からは総監督として更なる重責も担う。また2019年の首席客演指揮者就任直後から展開している東京シティ・フィルとの特徴ある活動は毎回大きな注目を集めている。
英シャンドスからBBCフィルとのCD8枚、ALM RECORDSから関西フィルとのシベリウス交響曲全集をリリース。著書に『音楽はお好きですか?』『続・音楽はお好きですか?』(敬文舎刊)。
メディアへの出演も多く、番組の立ち上げに参画し指揮・司会として関西フィルと共に出演中のBSテレ東『エンター・ザ・ミュージック』(毎週土曜朝8:30)は2024年10月で11年目、放送500回を超える人気番組。2002年渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。
●公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/

安川みく

安川みく(ソプラノ)
Miku YASUKAWA, Soprano
徳島県出身。国立音楽大学、東京藝術大学大学院を経て、英国ギルドホール音楽院アーティストディプロマ課程を最優秀の成績で修了。Gold Medal 2023ファイナリスト(バービカンセンター)。
2019年より拠点をイギリスと日本とし、これまで、ジョナサン・ノット、リチャード・ファーネス、鈴木雅明、藤岡幸夫、飯森範親、東京交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、パシフィックフィルハーモニア東京、ボーンマス交響楽団、パドルー管弦楽団などと共演。
宗教曲、オーケストラ作品に多く出演するほか、オペラでは2022年 Hurn Court Opera《ドン・パスクワーレ》ノリーナ役でイギリス南部クライストチャーチ及びソールズベリーにてデビュー。同年に刊行されたOpera Now Magazineでは五つ星という最高評価を獲得した。
また2024年4月には山田和樹が指揮するバーミンガム市交響楽団と初共演、《ベルリオーズ:ファウストの劫罰》にCelestial Voiceで出演し、その透き通るような声で存在感を示した(当演奏会はBBC Radioで放送され、The Telegraghにて五つ星評価を得た)。
よんでん文化振興財団、Sidney Perry Foundation 奨学生。令和四年度文化庁新進芸術家海外研修員。ロンドン在住。

江原陽子

江原陽子(司会)
Yoko EBARA, Navigator
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。4 歳より公益財団法人ソルフェージスクールにてピアノを始め、音楽の基礎を学ぶ。大学在学中より4 年間、NHK『うたって・ゴー』に「歌のおねえさん」としてレギュラー出演。1991 年より日本フィル「夏休みコンサート」に歌と司会で出演するほか、東京都交響楽団の音楽鑑賞教室で司会を務めるなど、クラシックコンサートのナビゲーターとしても活躍している。現在、公益財団法人ソルフェージスクール講師。洗足学園音楽大学准教授。

東京都交響楽団

東京都交響楽団(管弦楽)
Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のための音楽鑑賞教室、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭”
を開催するなど、多彩な活動を展開している。受賞歴に、「京都音楽賞大賞」(第6回)、インバル指揮『ショスタコーヴィチ:交響曲第4番』でレコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉(第50回)、『インバル=都響
新・マーラー・ツィクルス』で同賞〈特別部門:特別賞〉(第53回)など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月には大野和士の指揮でヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、《オリンピック讃歌》の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。