
音楽祭メインコンサート《Boléro》
日程 | 9月15日(月・祝)15:00開演(14:00開場/17:00終演予定) |
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会場 | 東京芸術劇場 コンサートホール |
出演者 | 指揮/大野和士 ダンス/Noism Company Niigata**(演出振付/金森 穣) 独唱/未定 合唱/新国立劇場合唱団* 管弦楽/東京都交響楽団 |
曲目 |
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料金 | 詳細は後日発表 |
聴きどころ
毎回感動の歌声を届けてくれる新国立劇場合唱団と、昨年大好評だったNoism Company Niigataとの共演でラヴェルの傑作〈ボレロ〉をお届け。目にも耳にも楽しい豪華プログラムです!
プロフィール

大野和士

大野和士(指揮)
Kazushi ONO, Conductor
都響およびブリュッセル・フィルハーモニックの音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督。
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。これまでに、ザグレブ・フィル音楽監督、都響指揮者、東京フィル常任指揮者(現・桂冠指揮者)、カールスルーエ・バーデン州立劇場音楽総監督、モネ劇場(ベルギー王立歌劇場)音楽監督、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ響音楽監督を歴任。
フランス批評家大賞、朝日賞など受賞多数。文化功労者。2017年、フランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受章、またリヨン市からリヨン市特別メダルを授与された。
これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランクフルト放送響(hr響)、パリ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなどを指揮。ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤル・オペラなどに登場している。
2019、21年に自ら発案した国際プロジェクトで『トゥーランドット』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を指揮、ともに記念碑的な公演となり大きな話題を呼んだ。新国立劇場では、西村朗『紫苑物語』、藤倉大『アルマゲドンの夢』、渋谷慶一郎『スーパーエンジェル』を世界初演、また『ワルキューレ』『カルメン』『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』『トリスタンとイゾルデ』『ウィリアム・テル』と話題作を次々に手掛けた。引き続き2025年11月に『ヴォツェック』(都響がピットに入る)を指揮する予定。
2023年5月、作曲家マルティン・マタロンによる『メトロポリス』映画音楽コンサートでパリ管を指揮し、同作のフランス初演を成功へ導いた。

Noism Company Niigata

Noism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)(ダンス)
Noism Company Niigata, Dance
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する、日本初の公共劇場専属舞踊団。プロフェッショナル選抜メンバーによるNoism0(ノイズムゼロ)、プロフェッショナルカンパニーNoism1(ノイズムワン)、研修生カンパニーNoism2(ノイズムツー)の3つの集団があり、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動。2004年の設立以来、りゅーとぴあで創った作品を国内外で上演し、新潟から世界に向けてグローバルに展開する活動(国際活動部門)とともに、市民のためのオープンクラス、学校へのアウトリーチをはじめとした地域に根差した活動(地域活動部門)を行っている。Noismの由来は「No-ism=無主義」。特定の主義を持たず、今この時代に新たな舞踊芸術を創造することを志している。
www.noism.jp

新国立劇場合唱団

新国立劇場合唱団(合唱)
New National Theatre Chorus, Chorus
新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として19997年10月に開場。1998年4月から、新国立劇場合唱団も年間を通じて行われる数多くのオペラ公演の核を担う合唱団として活動を開始した。
新国立劇場で上演される多彩なオペラ公演の出演に加え、劇場外からの出演依頼の声に応え外部公演にも出演している。個々のメンバーは高水準の歌唱力と演技力を有し、合唱団としての優れたアンサンブル能力と豊かな声量は高い評価を得ている。都響をはじめ、国内主要オーケストラのほか、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィル、クリーヴランド管など海外オーケストラとの共演も果たしている。第31回ミュージック・ペンクラブ音楽賞「クラシック/室内楽・合唱部門賞」を受賞。
冨平恭平(合唱指揮)
Kyohei TOMIHIRA, Chorus Master
東京藝術大学卒業。指揮を高関健、田中良和、小田野宏之の各氏に師事。これまでに群響、東京シティ・フィル、東京フィル、東響などを指揮。オペラでは新国立劇場、東京二期会、藤原歌劇団などの公演で副指揮者、合唱指揮者などを務めている。2019年4月から新国立劇場合唱指揮者。

東京都交響楽団

東京都交響楽団(管弦楽)
Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
東京オリンピックの記念文化事業として1965年東京都が設立(略称:都響)。歴代音楽監督は森正、渡邉曉雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、大野和士が音楽監督、アラン・ギルバートが首席客演指揮者、小泉和裕が終身名誉指揮者、エリアフ・インバルが桂冠指揮者を務めている。
定期演奏会を中心に、都内小中学生のためのWelcome!オーケストラ(音楽鑑賞教室)、青少年への音楽普及プログラム、多摩・島しょ地域での出張演奏、福祉施設への訪問演奏の他、2018 年からは、誰もが音楽の楽しさを体感・表現できる“サラダ音楽祭”を開催するなど、多彩な活動を展開している。受賞歴に、第6回京都音楽賞大賞、第50 回レコード・アカデミー賞〈交響曲部門〉、第25 回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 クラシック部門「最優秀録音・録画作品賞」ならびに「最優秀コンサート・パフォーマンス賞」、第53回レコード・アカデミー賞〈特別部門:特別賞〉、第21 回三菱UFJ 信託音楽賞奨励賞など。
「首都東京の音楽大使」たる役割を担い、これまで欧米やアジアで公演を成功させ、国際的な評価を得ている。2015年11月には大野和士の指揮でヨーロッパ・ツアーを行い、各地で熱烈な喝采を浴びた。2021年7月に開催された東京2020オリンピック競技大会開会式では、《オリンピック讃歌》の演奏(大野和士指揮/録音)を務めた。