子どものためのオペラ『アトランティス・コード』
~伝説の島の謎~(日本初演/日本語上演)

サラダ音楽祭の好評企画・子どものためのオペラ、今年は昨年ルクセンブルクで初演されたばかりの『アトランティス・コード』を上演します!『アトランティス・コード』は、ある日伝説の島アトランティスの謎が隠された本を手に入れた少年と母の物語。歌手3名と小さなオーケストラでアトランティスの謎をめぐる不思議な物語へ子どもたちを誘います。
東京芸術劇場がお届けする、本格的なオペラ体験をお楽しみにください!

企画制作:東京芸術劇場

information

日程 8月5日(土)、8月6日(日)
時間 14:00開演(13:30開場/15:00終演予定)
会場 東京芸術劇場 シアターイースト
指揮 指揮/齋藤友香理
演出 演出・台本翻訳/菅尾 友
出演 少年/反中洋介
母/柳原由香
不思議な世界の生き物/宮地江奈
 
ヴァイオリン/福崎雄也
ヴィオラ/阿部 哲
チェロ/金子鈴太郎
ハープ/宮本あゆみ
打楽器/永野仁美
 
スタッフ 美術/杉浦 充
衣裳/武田久美子
照明/吉嗣敬介
音響/石丸耕一
演出助手/成平有子
舞台監督/大洞邦裕
作品
  • フランク・シュヴェマー(作曲)、ミヒャエル・フロヴィン(台本):『アトランティス・コード』(日本初演/日本語上演)
    ※ルクセンブルク・フィルハーモニー委嘱作品/東京芸術劇場による新制作
チケット

一般:2,500円/小学生~高校生:1,000円 ※未就学児入場不可
(全席指定)

・車椅子席同料金。
※車椅子席は東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱い。
チケット発売 6月21日(水)10:00~
プレイガイド
託児サービス 生後3ヶ月から小学校入学前のお子様(定員あり)
株式会社ミラクス ミラクスシッター 電話0120-415-306(月~金 9:00~17:00/土日祝 休み)
東京芸術劇場ホームページ

・ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
・託児サービスは、演奏会の1週間前までにご予約ください。
・料金はお問い合わせください。

ユニバーサル対応 ヒアリングループ/点字プログラム/スタッフによるサポート等
 
【視覚に障害のあるお子様のための舞台説明会】
ご鑑賞前に舞台装置や登場人物などについてスタッフが紹介いたします。
対象公演:8月6日(日)14:00 
※東京芸術劇場ボックスオフィスまで事前にお申込みください。
 
詳細はこちら

あらすじ

あ〜あ、どうしよう! ママといっしょに夜の博物館にそっとしのびこんで、ぼくは宝石をぬすむ役目だったんだけど、となりにあった不思議な本の方がおもしろそうで、そっちをとってきちゃったんだ! 読むのがとってもむずかしそうな本・・・でも、じつはすごいヒミツがかくされているみたい! この本を読むことができたら、だれも知らないアトランティス島のナゾがわかるかもしれないんだって! 不思議な世界の、見たこともない生き物にであえるかもしれないってかんがえたら、ワクワクしちゃうよね! よーし、ナゾときがんばるぞ! こんどの夏休みは、ぼくのかつやくをぜひ見にきてね!

ご来場の皆さまへ

  • 本公演に休憩はございません。
  • 未就学児入場不可。
  • 演奏中の入退場はご遠慮ください。演出の都合上、開演後は客席にご案内できない場合がございますので、ホールスタッフの指示に従っていただきますよう、ご協力をお願いいたします。
  • 【来場されるお客様へのお願い】をお読みいただき、内容に同意いただける方のみお申込みください。
  • やむを得ない事情により、出演者・曲目などが変更になる場合がございます。
  • 演奏会中止の場合を除き、チケットの払い戻しはいたしません。
  • 小学生~高校生チケットをご購入された方は、ご来場時に年齢がわかる証明書をご携帯ください。
  • 会場内では主催者や取材メディアによる写真・動画撮影が行われる予定です。ご来場のお客様が映り込む可能性がございます。撮影した写真・動画は放送・広告・印刷物・インターネット等で使用、掲載される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

プロフィール

反中洋介
少年
反中洋介

岐阜県高山市出身。
武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科首席卒業。同大学院音楽研究科修士課程ヴィルトゥオーゾコース声楽専攻修了。
2017年より3年連続で同大学選抜学生コンサート出演。同大学卒業演奏会出演。第42回読売中部新人演奏会出演。学内オーディションにより選抜され、坂東玉三郎特別招聘教授による講座受講。
第9回東京国際声楽コンクール大学生部門本選入選。
第12回東京国際声楽コンクール新進声楽家部門本選入選。
第12回岐阜国際音楽祭コンクール声楽部門 専門 一般Ⅰ 審査員特別賞受賞。
2019年、武蔵野音楽大学オペラコース公演にて『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランド役を演じる。2023年、東京芸術劇場、愛知県芸術劇場『道化師』ペッペのカヴァーキャストを務める。

柳原由香

柳原由香

沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに留学。ドイツ・ベルリンを拠点とし、演出家ダヴィッド・マルトン、スヴェン・ホルムと共に、現代音楽オペラ、Musiktheaterでヨーロッパの劇場で活躍。2015年NISSAY OPERAモーツァルト歌劇『ドン・ジョヴァンニ』では、ドンナ・エルヴィーラ役を歌い好評を得る。2019年にはルクセンブルク・フィルハーモニーにてドイツ人作曲家マリウス・フェリックス・ラングが作曲した日本の昔話「桃太郎」(演出:菅尾友)でタイトルロールを歌い、好評を得る。今までに、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、セントラル愛知交響楽団、エストニア・タルトゥ交響楽団、タリン室内楽オーケストラ、リヨン国立歌劇場交響楽団と共演。

宮地江奈
不思議な世界の生き物
宮地江奈

国立音楽大学卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所修了。在籍時にANAスカラシップでミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場各研修所にて短期研修を修了。文化庁新進芸術家海外研修制度でリスト音楽院にて研鑽を積む。第33回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門奨励賞。二期会では、『アルチーナ』モルガーナ役、『後宮からの逃走』ブロンデ役、『フィガロの結婚』スザンナ役などを好演。日生劇場ファミリーフェスティバルやオペラにも多数出演。本秋、新国立劇場鑑賞教室『魔笛』に夜の女王役で出演予定。バッティストーニ指揮「ペール・ギュント」ソロに抜擢される等、コンサートでも活躍。二期会会員。

齋藤友香理
指揮
齋藤友香理

桐朋学園大学卒業。指揮を黒岩英臣、高関健、梅田俊明の各氏に師事。小澤征爾から指揮研修生に選ばれてSKF松本での《ヘンゼルとグレーテル》でデビュー。
2013 年からドレスデンでG.C.ザンドマン教授に師事。2015 年、ブザンソン国際指揮者コンクールで聴衆賞とオーケストラ賞を同時受賞。その後はリール国立管を指揮し欧州デビューし、ウィーンのトーンキュンストラー管も指揮。バイエルン州立歌劇場のワーグナー《パルジファル》で、K.ペトレンコのアシスタントを務めた。
国内では読売日響、東京響、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、群馬響、大阪フィル、京都市響、日本センチュリー響、大阪響、兵庫県立芸術文化センター管、九州響を指揮。

菅尾 友
演出・台本日本語翻訳
菅尾 友

1979年札幌生まれ。4歳でバイオリンを始め、アメリカ・ミシガン州の選抜オーケストラにおいてコンサートマスターを務めた他、故・山本直純氏が指導したジュニア・フィルハーモニック・オーケストラや、アジア・ユース・オーケストラのヨーロッパ・ツアー等に参加。ニナガワ・カンパニー・ダッシュ、東京・新国立劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー演出スタッフを経て、オペラ・音楽劇を中心に演出家として活動。2022/2023シーズンからドイツ・コトブス州立劇場のオペラ部門監督代理兼首席演出家に就任した。
これまでに『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』(東京・日生劇場)、『ジュリアス・シーザー』(東京二期会)、『魔弾の射手』『サルタン王の物語』(関西二期会)、『ドン・キホーテ』(びわ湖ホール)、『ユグノー教徒』『ニクソン・イン・チャイナ』『神々の黄昏』『屋根の上のバイオリン弾き』(ヴュルツブルク歌劇場)、『トゥーランドット』『蝶々夫人』(ドルトムント歌劇場)、子どものための『魔笛』(ザルツブルク音楽祭)、『子どもと魔法』(ケルン歌劇場)、『ファウスト』(ビーレフェルト歌劇場)、『月の世界』『ロビン・フッド』(チューリヒ歌劇場)、『ノルマ』(プラハ国立歌劇場)、『鬼恋』(香港・世界初演)、『梧桐雨』(台湾國家戲劇院・世界初演)等の舞台を演出。2023/2024シーズンは『ばらの騎士』『三つのオレンジへの恋』等を演出予定。
国際基督教大学卒業。08年文化庁新進芸術家海外研修制度派遣、09年ヴァーグナー国際財団奨学生、13年五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。

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